2008年 05月 08日
皆さま、こんにちは。上映スタッフのはらだです。
ホントはアカドクロご紹介のコーナーなんですが、 メタマクのときにいただいたコメントがうれしくって出てきちゃいました。 ご期待ありがとうございます! もう少しでツアーも始まりますので、楽しみにしていてくださいねっ。 ということで、本題、アカドクロの魅力をたっぷりお楽しみください!! -------- 皆さま、こんにちわ!上映スタッフのハセガワです。 『メタルマクベス』を皮切りにスタートした、このゲキ×シネブログ! 前回は上映スタッフのはらだが、メタマクの魅力をあつーく語って おりましたね~! しかし!熱い魅力なら私も語らずにはいられないッ と、いうことでワタクシの担当は・・・ 記念すべきゲキ×シネ第1弾! 『髑髏城の七人~アカドクロ』(以下、アカドクロ)です。 以後、お付き合いよろしくお願いします! アカドクロの魅力。それは・・・“やられたぁぁぁぁぁ!!” 衝撃なんです! 爆笑なんです! アドレナリン、出ちゃうんです! すぐにでも、アドレナリン放出の準備をしたい方は予告編をどうぞ! ●→ゲキ×シネ『髑髏城の七人~アカドクロ』予告編 既にご存知の方もいっぱいいらっしゃるとは思いますが、 簡単にこの伝説の始まりをご説明させていただきますと・・・ 劇団☆新感線の代表作として名高い、 “いのうえ歌舞伎”『髑髏城の七人』。 90年の初演から7年毎に再演を繰り返し、97年版公演時には 主宰いのうえひでのりさんが、「自分では、97年版がもう決定版だと思っている」 (本作品公演パンフレットより)と仰られるほど完成度が高く、 歌舞伎俳優・市川染五郎さんに「現代の歌舞伎の誕生」と絶賛されました。 そして、2004年。 『髑髏城の七人』は「ドクロイヤー」と銘打ち、 同タイトル・同作家・同演出家による、キャストのみ替えての 二公演春秋連続上演という前代未聞の再演を果たし、演劇界を 震撼させるのです。 その春公演、新感線としての基本は押さえながらも シンプルかつ重厚な演出で先陣を切ったのが、上演後に “いのうえ歌舞伎”の最高傑作(いのうえ氏コメントより)と言わしめる、 『髑髏城の七人~アカドクロ』なのです! そして、演劇界を震撼させた舞台はとどまることを知らず、 演劇界初のデジタルシネマ ゲキ×シネ としてスクリーンに登場しました! この七人・・・とにかく美しい!! 主演、三枚目役の最高にカッコイイヒーロー玉ころがしの「捨之介」&「天魔王」 には、90年、97年、04年で3度目となり、劇団☆新感線の看板俳優としてだけでなく 多方面で活躍する古田新太さん! 脇を彩る役者の方々も強力です。 色街無界の主人として、女とも男ともつかないユニセックスな雰囲気を醸し出し、 「無界屋蘭兵衛」という役の信念を見事に演じきった水野美紀さん。 やんちゃなヒロイン「沙霧」役には、古田さんとの掛け合いが最高にかわいい 佐藤仁美さん。 関東随一の大太夫、「極楽太夫」を茶目っ気たっぷりに演じた坂井真紀さん。 極楽太夫と恋仲の「抜かずの兵庫」を笑いと切なさたっぷりに演じるのは、 最近TVドラマでも活躍している、劇団員、橋本じゅんさん。 ストーリーのキーとなる「狸穴二郎衛門」に劇団WAHAHA本舗の座長でお馴染み 佐藤正宏さん。 捨之介率いる七人と戦う悪役、斬光の「邪鬼丸」を味のある演技で魅せてくれる 山本亨さん。 そして、捨之介の相棒(?)刀鍛冶、「贋鉄斎」を演じるのは、その個性的な キャラクターで三谷幸喜作品ではかかせない存在となっている梶原善さん。 やっぱり、他とは違う舞台ならではの役者の方々の迫力は圧巻です! 決して派手ではない演出なのに、壮大なスケールの活劇のなかで、 淡々と静かな情熱が画面から滲み出し、その迫力をも大画面いっぱいに 堪能できてしまうんです! こちらも情熱に駆られてしまうんです! と、言うわけで、約2時間40分間アドレナリンを 出さずにはいられんのです!! あぁ、少し暴走してしまいました。スミマセン。 少しでもみなさまに魅力をお伝えできたかしら? という不安を抱きつつひとまずはこのへんで。 「興味はあるが、今一歩悩んでいる」という方、 「私もアカドクロが大好きだ!」と言う情熱をお持ちの方、 感想・コメントなどはコメント欄へドシドシくださいね! 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 それでは、また次回! #
by geki-cine
| 2008-05-08 15:38
| 作品の魅力-アカドクロ
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2008年 05月 01日
皆さま、こんにちは。上映スタッフのはらだです。
ということで、これから数回にわたって連載していく予定の 「ゲキ×シネ作品の魅力を徹底的に紹介していくぞ!」企画は、 初の全国上映が決まった『メタルマクベス』からスタートです。 メタルマクベス略してメタマク担当は、ワタクシ、はらだです。 どうぞよろしく! さて、メタマクの魅力。 それは誤解をおそれず一言でいうと、 シェイクスピアなのに、 楽しくて、 かっこよくて、 笑えて、 分かりやすくて、 歌いたくなって、 踊りたくなって、 拳を振り上げたくなって、 演歌を見直して、 夫婦愛に切なくなって、 家族愛にぐっときて、 哀しいのに スッキリ爽快な気持ちになれる のです。 「???」と先に進めなくなった方は、予告編をどうぞ。 これでもシェイクスピアなんですよ! ●→ゲキ×シネ『メタルマクベス』予告編 そんなスゴい作品。 それにはちゃんとワケがあるんです。 原作は、世界に名だたるシェイクスピア。 読んだことはなくても、名前を聞いたことはあるのでは? そのシェイクスピアの作品の中でも有名な「四大悲劇」。 「マクベス」はその中のひとつです。 「なんか堅苦しくてとっつきにくいなー」というイメージの方も多い? ワタシもメタマク観るまでは何となくしか知りませんでした・・・。 でも、メタマクの原作になっている、松岡和子さん翻訳版「マクベス」は とっても分かりやすい!ちくま書房から出ています。 松岡さんのふか~い解説も随所に加えられていて、 ぐっと身近に感じられました。 ちくま書房さんにお願いしてDVDとセット販売させてもらったほど オススメです。「キレイは汚い、汚いはキレイ」とか「明けない夜は長い」 とか、あぁドラマだわー!(不親切でスミマセン。でもぜひ読んでみて!) そんな原作を、もっのすごく大胆にアレンジして「メタルなマクベス」 「メタルだけどちゃんとマクベス」に仕立て上げたのが、そう、 クドカンこと宮藤官九郎さん。 なんと、それまでシェイクスピアは読んだことなかったそうです!! 読んだことはなかったけど「メタルマクベス」という言葉を聞いて、 ビビッと来たそうで。 確かに、内容を知らなくてもなんかワクワクさせる力を持った 不思議な言葉ですよね。 (劇中の●●●ハムレットも好き。気になる方は本編で。。。) その「メタルマクベス」という言葉、実はなんと10年もの間 温められてました。 劇団☆新感線の主宰・いのうえひでのりさん曰く、最初は へヴィメタル風ファッションショーの企画名として考えついたそう。 結局企画自体は形になりませんでしたが、その「メタルマクベス」という 言葉の持つ強烈なインパクトは、ずっと心の中に強く残ったとのことです。 不思議なパワーを持った「メタルマクベス」。 10年の時を超え、クドカンをはじめ最強のキャスト・スタッフを 次々と引き寄せ、遂に結実。 なんと、1980年代とマッドマックス的近未来が交錯する、 全く新しいシェイクスピア劇として、2006年、誕生したのです! マクベスにあたるランダムスター役には内野聖陽さん。 去年の大河ドラマ「風林火山」の主役・山本勘助役は、 記憶に新しい方も多いのでは? そのほか『エリザベート』や『ベガーズ・オペラ』などの ミュージカルでも大活躍されていますが、 この『メタルマクベス』では公演の半年前からシークレットライブを 行なうほど力を入れて臨んでおられました。 メタルバンドのボーカル&リーダーっぷりはかっこよく、 マクベスとしての苦悩・怯え・後悔・破滅なさまは 文句なくはまってます。 ランダムスター夫人役は、舞台・ドラマだけでなく歌手としても活躍の 松 たか子さん。 その歌唱力、鬼気迫る演技、妖艶さ、可憐さ、強さ、儚さ・・・ 彼女の新しい一面に出会えること間違いなしデス! そのほか、言い始めたらキリがないのですが、 すっごいおっきな声と存在感の上條恒彦さん、 くるくる回る身体と表情が観ていて気持ちいい森山未來くん、 熱演とおちゃらけた時のギャップがステキな北村有起哉さん、 脇を固めて安心感すら漂う、橋本じゅんさんや、高田聖子さんや、 粟根まことさんや・・・。 そうそう。こちらを語り忘れちゃいけません! 生バンド! 「メタルなマクベス」の世界を裏から表から支える MMG(METAL MACBETH GROUP)の面々は、 岡崎 司さん、高井 寿さん、前田JIMMY久史さん、岡田 亘さん、 松田信男さん、松崎雄一さん。 それから伝説のお笑いメタル・ヴォーカリスト(公演パンフレットの いのうえひでのりさんの言葉より)である、冠 徹弥さんが 気持ちのいーシャウトを聴かせてくれます。 あぁ、語りきれない。 いっぱい詰め込みすぎて、ちょっと駆け足な感じでスミマセン。 おいおい語ってゆくとして、ひとまず今回はこんなカンジで。 皆さまの「期待してるぞ!」「ココが面白かったよ」なコメントや、 質問などありましたらドシドシお寄せ下さい。 感想・コメントなどはコメント欄へ。 ご質問は、ゲキ×シネ公式サイトのお問い合せページからどうぞ。 では、また! #
by geki-cine
| 2008-05-01 13:27
| 作品の魅力-メタルマクベス
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2008年 05月 01日
皆さま、こんにちは。上映スタッフのはらだです。
さて、このゲキ×シネ公式ブログでは、 上映に関するあれやこれやをお伝えするだけでなく、 ゲキ×シネ作品の魅力についても徹底的に ご紹介していこう!と思っています。 ゲキ×シネが2003年に立ち上がってからもう5年。 ずっとお付き合いいただいている方も、 今はじめてゲキ×シネに出会った方も、 改めて、「へー、こんなに色んな作品あるんだ」なカンジで 楽しんでいただけたらなと思います。 各作品について、 ・まずは一通り魅力をご紹介! ・ここがオススメ!シーン ・オープニングは必見です ・グッときた名ゼリフ ・見逃せない活劇シーン ・注目の出演者 ・ゲキ×シネヒストリー などなどを順番にご紹介していきます。 どうぞお付き合いくださいね! #
by geki-cine
| 2008-05-01 13:22
| お知らせ
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2008年 04月 30日
皆さま、こんにちは。
ゲキ×シネ上映スタッフのはらだと申します。 このたび「ゲキ×シネ公式ブログ」をオープンすることになりました! 作品を横断して、色々とご紹介・ご案内していけたらと思っています。 皆さまからのご要望・ご質問などもお待ちしておりますので、 どしどしお寄せ下さい! これからどうぞよろしくお願いします! #
by geki-cine
| 2008-04-30 13:30
| お知らせ
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2008年 04月 30日
皆さま、こんにちは。
ゲキ×シネ上映スタッフのはらだです。 いつもゲキ×シネ公式ブログをお楽しみいただき、ありがとうございます! さて。 まずはブログを開始するにあたって、皆さまにお願いがあります。 このブログでは現在コメント投稿やトラックバックができるようになっておりますが、 その際皆さんにご注意いただきたいことがあるのです。 コメント投稿・トラックバックの前には下記をよくお読みいただき、 楽しいブログにしていって頂けたらと思います。よろしくお願いします! ■誹謗、中傷は行わないようにしてください。 ■公序良俗に反する内容のコメント・トラックバックはしないようにしてください。 ■本ブログに関連のない内容のコメント・トラックバックはご遠慮ください。 ■なりすましやスパムと判断されるようなコメント・トラックバックはご遠慮ください。 ■その他、エキサイトブログ 利用規約に反することは行わないで下さい。 ■個別のお問い合わせやクレーム等は、公式サイトの「お問い合わせフォーム」を お使い下さい。 ■個人情報の開示は、ご自身の責任で行って下さい。 本ブログを利用して発生したいかなる問題に対しても、運営者として一切の責任を 負いかねます。必要のない情報は載せないよう気をつけて下さい。 ■頂いたメッセージ・コメントは、www.geki-cine.jp、『ゲキ×シネNEWS』(メルマガ) ほか、PR のため他のサイト・メールマガジン・雑誌等に掲載させていただく場合が あります。あらかじめご了承下さい。 リンクが存在しない場合はトラックバックを受け付けないシステムになっています。 ※2010年7月より、リンクが存在しないトラックバックを受け付けるよう変更致しました。 上記や、それ以外にもこのブログの運営を阻害するような行為が行われた場合は、 申し訳ないのですがスタッフの判断でコメント・トラックバックを削除させていただく こともあります。 また、コメント投稿機能・トラックバック機能自体をOFFにせざるをえなくなる可能性も ありますのでご了承下さい。 もちろん、そんなことにならないように・・・と思っています。 皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 #
by geki-cine
| 2008-04-30 13:00
| ※コメント・トラバのご注意
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