2017年 03月 28日
いよいよ公開まで一ヶ月を切った、ゲキ×シネ最新作『乱鶯』!
我らゲキ×シネスタッフは、一足先に試写にて本作を体験してまいりました。 大スクリーンで見る『乱鶯』は、「新感線が挑む本格派時代劇」の名に恥じない、とても濃密&上質な作品でした! この感動を少しでも皆さんにお伝えすべく、本日から数回に渡ってゲキ×シネ『乱鶯』の魅力を紹介して行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします! まず記念すべき第一回は《キャスト編その1》。 もちろん取り上げるのは、我らが古田新太さん! ■強さと弱さ、残忍さと優しさを併せ持つ元大盗賊! 今回の古田さんは、とにかく色っぽい。 その色っぽさは、ある意味人間らしさと言い換えても良いかもしれません。 過去の主演作、特にゲキ×シネになっている作品では、強さを持ちながらも飄々としている、まさに“これぞヒーロー”的な役だったり(「五右衛門ロック」の石川五右衛門や「髑髏城の七人」の捨之介)、逆にそのヒーローに対する悪(「シレンとラギ」のキョウゴク)だったりと、超絶したキャラクターを演じることの多かった古田さん。 それがこの『乱鶯』では、そういった強さや悪さを持ちながらも、弱さや優しさも見せる、とても人間味溢れる十三郎を熱演されています。 その相反する“顔”が、本当に色っぽい! 稲森いずみさん演じるお加代とのどこか思いを秘めた語り合いや、大東駿介さん演じる勝之助との丁々発止のやりとりがあると思えば、橋本じゅんさん演じる盗賊・火縄の砂吉との腹の探り合いのような会話等、ゲキ×シネならではのアップやカメラワークで、よりその心情が伝わって来ます。 立ち回り(殺陣シーン)も迫力満点なのはもちろんですが、古田さんの表情を見ていると、冒頭の“大盗賊”としての立ち回りと、後半の恩返しの為に振るう刀の振り方は、やはりどこか違って見えるのだから、不思議なものです。 一緒に試写を見たスタッフとは「目かな?」「目だね」等と感想が出たくらい、今回の古田さんの表情は必見。 こいういう風に楽しめるのも、ゲキ×シネならではではないでしょうか。 ちなみに。 個人的には、粟根まことさん演じる居酒屋の亭主・勘助とのやりとりが好き。 心を許したり好きになった人には、どんどん扱いがぞんざいになっていく十三郎のツンデレ?具合が良く出ていると思うのですが、いかがですかね? 皆さん、是非感想をお聞かせください! というわけで、今回はここまで。 次は、男性も女性もメロメロにした、稲森いずみさんの魅力を沢山語ります! 「新宿バルト9」10周年記念 ゲキ×シネ最新作『乱鶯』 劇団☆新感線VAC会員限定 先行上映イベント開催決定!
by geki-cine
| 2017-03-28 12:07
| 作品の魅力-乱鶯
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