≪ゲキ×シネ≫第二章、スタート！

いつも≪ゲキ×シネ≫を応援して下さっている皆様へ。



≪ゲキ×シネ≫第二章スタート！
新年のご挨拶にかえて──。



昨年10周年を迎えました≪ゲキ×シネ≫。

2004年9月18日に、
初めて銀座・丸の内TOEIで『髑髏城の七人～アカドクロ』を上映しました。
舞台の映像を映画館で観ることは初めてであろうお客さまをお迎えし、
我々スタッフは不安と期待と興奮が入り混じった状態で上映をスタートしました。
途中退席は一人もおらず、終映時には舞台公演と同様拍手が沸きおこるという快挙に、
スタッフ一同自然と目を合わせ、安堵し、そして感動したのを覚えています。


それから早10年。
《劇団☆新感線》の人気舞台を、
より多くのお客さまに届けたいという理念の元にスタートしたゲキ×シネは、
新感線ファンや演劇ファンのみならず、
映画ファン、さらには全国老若男女のお客様からもご支持をいただき、
“映画館で楽しむ新しいエンターテインメント”のひとつとして、
これまで12作品を上映してきました。


昨年は10周年を記念して、
『シレンとラギ』と『ZIPANG PUNK～五右衛門ロックⅢ』を上映。
さらに、「10周年だよ！ゲキ×シネ祭り」と称して、
全国でレパートリー連続上映を行い、大変ご好評頂きました。

これもひとえに、ゲキ×シネを愛して下さった皆さまのご愛顧と
暖かいご支援のお蔭です。心より御礼申し上げます。


これまで、「ゲキ×シネ」という試みに対して様々なご意見を頂く中で、
「見やすい時間帯に上映してほしい。」「もう少し選べる時間帯を増やしてほしい」など、
上映スケジュール（回数や時間帯）に関するご意見を多く頂きました。

舞台同様に、途中休憩を挟み長尺作品となるゲキ×シネ。
１日に上映できる回数はおのずと少なくなります。
たくさんの方に観てほしいけれど、上映回数は限られてしまう・・・。

多くのお客様から寄せられたご意見は、
「劇団☆新感線の舞台の映像化」ならではの課題を考えるきっかけを与えてくれました。



そして、今年2015年。
これまで支えてくださった皆さまとともに、ゲキ×シネのさらなる飛躍を目指します。
これからの10年を、日本に止まらず、世界にも目を向けて、
より多くの新しいお客様と出会うために、2つの新しいチャレンジを決心しました！！


【１】 本編時間を凝縮！
休憩なしのゲキ×シネオリジナル版を上映！

【２】 料金改定！
通常の映画料金と同様1,800円に！


休憩込みで3時間半になることも珍しくない劇団☆新感線の作品を、
本編時間を凝縮したゲキ×シネオリジナル版（休憩なし）として上映することで、
複数の上映時間よりお客様がご選択いただけるよう、各映画館での上映回数を増やすことを目指します。
また、より多くのお客さまに足をお運び頂けますよう、これまで2,200円だった当日料金を、
通常の映画料金と同様の1,800円とさせていただきます。

《劇団☆新感線》の人気舞台を、より多くのお客さまに届けたいという理念に基づき、
劇団☆新感線の作・中島かずき、演出・いのうえひでのり監修の元、
全国のお客さまが演劇の感動を体感していただけるよう、
ゲキ×シネスタッフが総力をあげて新しい映像表現をお届けいたします。



今年は、『蒼の乱』（出演：天海祐希、松山ケンイチ ほか）が、5月9日(土)公開。

そして、さらに劇団☆新感線35周年を記念して、
ゲキ×シネの原点となった、『阿修羅城の瞳2003』（出演：市川染五郎、天海祐希、伊原剛志 ほか）を4月11日(土)に公開いたします。



ゲキ×シネ第二章とも言うべき幕開け。
これからも温かい目で見守って下さいますよう、
よろしくお願い申し上げます。


『蒼の乱』フルバージョンは、Blu-ray＆DVDに完全収録する予定です。
そちらも合わせてお楽しみください。（発売日未定）

2015年元旦
ゲキ×シネスタッフ一同