2009年 04月 22日
ゲキ×シネ公式ブログをご覧のみなさま、
こんにちは、ゲキ×シネ映像制作スタッフの名塚です。 いよいよ、上映まであと3週間と迫ってきた ゲキ×シネ『五右衛門ロック』ですが、映像制作スタッフという 立場から、『五右衛門ロック』の魅力に迫ってみたいと思います。 まず、五右衛門ロックは新感線のお芝居の中でも、 Rシリーズという生バンドを入れて音を奏でるというカテゴリーで、 音楽と歌をとても重視した構成になっています。 なので、映像の監督さんも、PVやライブ映像などを 普段から担当されているディレクターさんにお願いしました。 その人選にこだわっただけあって、非常にカットリズムの好い、 軽快な映像に仕上がっています。 先日の完成披露試写会の時に、古田さんも 「音楽の部分とかは、PVみたいにカッコよく仕上がっている」と おっしゃっていたくらいです。 もちろん、映像だけでなく、音響にもこだわっています。 映画館での音響は普通のテレビとは違って 大音量、大迫力というのが売りですが、 5.1チャンネルというシステムを使っているのも特徴の一つです。 テレビの場合だとステレオ、つまり、 「正面左」、「正面右」の2チャンネルで 音を聞いているわけですが、映画の場合だと、 「正面左」、「正面右」、に加えて、 「真正面」、「後方左」、「後方右」、「低音」の 合計6チャンネルで音を表現しているんですね。 (※低音の部分を0.1とカウントして、 5.1チャンネルと呼んでいるみたいです) (※ All Aboutでも詳しく解説していました。) 劇場の臨場感が表現されているのですが、さらに、 今回の五右衛門ロックでは、 この機能を利用して、砲撃の飛んでくる音を表現しています。 つまり、客席の後ろの方から大砲が打ち込まれて、 頭の上を飛んでいって、舞台側へ落ちていくという事なんですが、 これがなかなかの臨場感で表現されています。 これは、舞台版には無かった、 ゲキ×シネ版ならではの音響効果です。 とは言え、音響は本来、物語りに入り込むためのものですから、 特に気が付かないでいいものだとは思いますよ。 気が付かなくても全然気にしないで下さい。 でも、もし2回目に観ることがあったら、探してみてはいかがでしょうか? ちなみに、こういう5.1チャンネルを使った音響効果は、 砲撃のシーン以外にも、わかりやすい所で、あと2ヶ所ありますよ。
by geki-cine
| 2009-04-22 16:02
| 作品の魅力-五右衛門ロック
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ゲキ×シネをDVDで!
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
タグ
レパートリー上映(152)
薔薇とサムライ(137) 髑髏城の七人(119) 蒼の乱(107) 五右衛門ロック(103) 蛮幽鬼(100) ジパング・パンク(90) 蜉蝣峠(71) シレンとラギ(67) 阿修羅城の瞳2003(54) 魅力を徹底紹介!(51) ツアー2008(38) ゲキ×シネ20th記念プロジェクト(38) 薔薇とサムライ2(38) 髑髏城の七人 花鳥風月極(37) 狐晴明九尾狩(35) ゲキ×シネTIME(34) 天號星(29) 神州無頼街(28) ゲキ×シネ☆東劇セレクション(28) 吉原御免状(21) パネル展 in 五右衛門ロック(17) 乱鶯(17) 受賞歴・映画祭(17) 劇場展開 in 蜉蝣峠(16) 偽義経冥界歌(13) けむりの軍団(12) 劇場展開(12) 20th記念プロジェクト(11) パネル展 in ツアー2008(10) ゲキ×シネ公式サイト
外部リンク
検索
記事ランキング
Copyright (c)2009 Village Inc.
|
ファン申請 |
||