2008年 08月 11日
みなさま、こんにちは。
上映スタッフのタカハシです。 先週は、朧の森の滝のような雨がずいぶんと降りましたね。雨が降るとついつい 『朧の森に棲む鬼』を思い出してしまいます。 さて、今回の「活劇」見所は、いくつかありますが、私が個人的に好きなのは、 ライ(市川染五郎さん)が剣に操られる様です。 朧の森で、オボロたちから受け取り、ライの舌の根と繋がった剣がライを導い ていくことがしばしばあります。その度に、どう見ても剣に操られているように しか見えない剣さばきをします。己の意思とは無関係に剣が動き、人を斬ったり、 斬るのを止めたりと、まるで本当に剣が意思を持っているように見えてきます。 にも関わらず…というか、そのためにますます活劇シーンの緊張感が高まります。 操られる演技と、実際に殺陣を間違えることなく、しかも剣が意思を持っている かのごとくに動かねばならないとても難しいシーンだと思いますが、染五郎さん は見事に演じているのです。 一瞬、本当に操られているのではないだろうかと錯覚してしまいます。 この活劇シーンは、圧巻です! それから、雨の中での活劇も必見です。 物語のクライマックスですので、細かいシチュエーションを書くことはできませんが、 降りしきる雨の中、剣を振るうそのシーンは、舞台で観た時も驚きましたが、ゲキ×シネで 観ていると、ひょっとして屋外でロケをしたのではないかと思ってしまうほどの迫力です。 この雨のシーンは劇場でもそうとう驚きましたが、映画館では更に驚きました。 すでに舞台で観ているから知っているはずなのに、ドキッとしたくらいです。 そのほかにも、2幕冒頭のツナ(秋山菜津子さん)の夢に出てくる、ヤスマサ将 軍(横山敏一さん)とライが剣を交えるシーンがかっこいいとか、キンタ(阿部 サダヲさん)が検非違使になって登場した時の殺陣が活き活きとしててかっこい いとか色々とありますので、皆さんもぜひスクリーンでご覧になってください。 思わずため息が出てしまうこと間違いなしですよ! ●予告編にも屋外と見紛うシーンが出てきますので、まずはこちらをチェックしてください。 『朧の森に棲む鬼』予告編
by geki-cine
| 2008-08-11 16:40
| 作品の魅力-朧の森に棲む鬼
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