2008年 07月 22日
こんにちは。
「SHIROH」応援スタッフのやまやです。 暑いですね~。 外に出るたびにフラっとするほど、暑い・・・。 皆さま、外に出る前には水分をきちんと取って 熱中症にならないよう気をつけてくださいね!! さて今回は、「SHIROH」の名セリフをご紹介します!! 「SHIROH」もいいセリフがたくさんありますよー。 「SHIROH」は、本格的なミュージカルなので、 いわゆる「セリフ」というよりも音楽にのって ストーリーを進行させていく、という感じ。 中でも人の心を操る歌声を持つシロー(中川晃教さん)の 神がかった歌声には説得力があり、すごく盛り上がります。 シローの歌ではもちろんのこと、 いろいろな音楽の盛り上がりで高揚することが多いこの「SHIROH」ですが、 ここでは敢えて逆に音楽にのっていない生のセリフの中から、 ぐっときたものをご紹介しようかなーと思います。 まずは・・・ 四郎「人が人を裁くことはできない。」 ご禁制の世の中、キリシタンに対して「大罪人。罰を受けて当然!」と 圧力をかける役人に向けて四郎(上川隆也さん)が言う一言。 四郎登場シーンの最初の言葉で、キリシタンの思想や、作品の時代背景 を表すとともに現代にも通じる言葉として、ずんと心に響きました。 このセリフきっかけで音楽がじゃーんと入る「これぞ!ミュージカル!」 っていう流れもいいんですよね~。 そして・・・ 寿庵「人は見たいものを見るものです。」 「ただの男にその石(反乱の策)がうまく転がせるのか」と 奇跡の力を失い、人々を導くことに自信を失っている四郎に対して、 「ただの男だからいい──。欠けた月も満ちる時が来る。 それを信じていればいい。」と寿庵(高橋由美子さん)がステキな比喩を交えながら 説得するシーンでの締めの一言。 これも現代に通じるセリフだなーと、どきっとしました。 周りが待ち望んでいる救世主(リーダー)は、 「力を持っている」ことが絶対なのではなく、 「力を満たす」ことができれば、それはイコール 「力を持っている」人が現れたと思う(錯覚する)。 それは時として盲目的だよなー。深いナーと感じ入りました。 あと・・・ 伊豆守「石だって捨てるためには、一度拾わなきゃならねえだろう。」 知恵伊豆と呼ばれる、徳川老中の伊豆守(江守徹さん)が、キリシタン 攻撃策を語るときに、たんたんと吐いたわるーいセリフ。 ちょっとカッコイイんですよね。 どしっと腰を据えながらも、狡猾なじじい(失礼…)といった感じの 老中役がはまっていて、作品を引き締めてます。 最後に・・・ 現代に通じるお話の面白さに加え、登場人物それぞれが背負った 運命の切なさに涙がとまらない、この「SHIROH」。 この世のつらいもの苦しいものを、すべてを浄化してくれるような リオ(大塚ちひろさん)の澄んだ歌声。をご紹介したい!! と思いましたが、音は流れないので、とりあえずテキストだけ。 イメージで音楽に乗せてください。 映画館で聞くと天使の声が降ってくるように感じますよ。 ♪暗闇の光 信じれば あなたの みたまを はらいそに ♪悲しい昨日を 憎まずに すべての みたまを はらいそに ※「我らの御霊をはらいそに」作詞:デーモン小暮閣下 いかがでしたか? 皆さまも魂を浄化したいと思われましたら、 ぜひ劇場まで足を運んでくださいね! では、また次回 ●予告編はこちらから
by geki-cine
| 2008-07-22 12:15
| 作品の魅力-SHIROH
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