2008年 07月 17日
みなさま、こんにちは。
上映スタッフのせちです。 秋のツアー開催地も続々と決まり、次の準備に向けて慌しくなってきた 今日この頃ですが、春(もう夏!?)の上映もまだまだ絶賛上映中です! ただ今、梅田ブルク7では「SHIROH」を上映中ですが、こちらは ゲキ×シネの中でも、一際リピーター率が高い作品です。 何度でも観たくなる魅力があるってことですよね! まだの方もモチロン、もう観たという方も梅田ブルクに急いでください! 明日までですよ!! そんな素晴らしい『SHIROH』ではありますが、私としましては 『髑髏城の七人~アオドクロ』もスゴイんだ!と声を大にして言いたい。 (なんせ、梅田での週末の来場者数は勝ってますから。フフン♪) 秋の上映に向けて、本日も「アオドクロ」の魅力を語らせていただきます!! 今回のテーマは、名ぜりふ。 考えてはいたんですが、「アカドクロ」の応援隊長に1コ先を越されました。 蘭兵衛(池内博之さん)最後のせりふ・・。 ハセガワさんのバカーっ!! でも、やっぱりいいのでもう1回書いちゃおっと。 「勘違いするな ここで貴様を裏切れば 私は貴様や光秀と同じになる それだけはゴメンだ・・・。」 忠実で純粋、それでいて自分に対しても周りの人たちに対しても不器用な 蘭兵衛らしさが滲み出ていて、「アカ」同様、切なさと悲しさでいっぱい になってしまう名ぜりふです。 観たかたはご存知だと思いますが、まだの方は誰に向けての言葉なのか DVDでしっかり予習・復習してくださいね! そして、もうひとつ(ふたつ)は、名ぜりふの宝庫。関東地獄絵図から。 天魔王(市川染五郎さん)が無界屋に襲撃をかけてくる場面。 圧倒的な強さに恐怖しながらも、天魔王に果敢に立ち向かう関八州荒武者隊。 女や力のねぇ者を守るのが、俺たち侍だ! こんなところで尻尾はまけねぇ! 傾き者だった彼らが、最後に真の侍とは何かを見つけ教えてくれる姿に 心打たれます。 さらには、荒武者隊の副体長格である才蔵(川原和久さん)の最後。 俺たちは逃げない、俺たちはひるまない。 それが関八州荒武者隊の心意気だ!! 才蔵が言うから重みがある、このせりふ。 "弱きを助け強きを挫く"という信念を持つ忠馬(佐藤アツヒロさん) 一本通った信念を持つ彼を慕って集まった、才蔵をはじめとする荒武者隊。 絆の強さがひしひしと伝わってきます。 誰かのために何かを守る。 彼の言葉に、私も逃げない。ひるまない。と勇気づけられました。 そして、ここにつながる。 才蔵はじめ、荒武者隊の最後に間に合わなかった忠馬。 彼らの無残な姿を見て混乱する忠馬に太夫(高田聖子さん)・・。 何やってんの。あんたがそんなんだったら、才蔵はんに笑われるで。 バチンっ(張り手) しっかりせい。 弱いもん守るんが荒武者隊や言うてうちや仁平はん守って、みんな立派な最後だった。 あんたいい子分持ったで。忠馬の旦那! 忠馬も我にかえるほど、心に響く太夫の喝。 太夫かっこいい!そして頼もしい! 忠馬がぞっこんなのもわかりますよね。 そんなこんなで、あげだしたらきりのない、名ぜりふ。 あなたのお気に入りのせりふは何ですか? ぜひ自分のお気に入りのせりふを見つけてみてください!
by geki-cine
| 2008-07-17 15:22
| 作品の魅力-アオドクロ
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