2008年 07月 07日
みなさま、こんにちは。
上映スタッフのタカハシです。 さて、今回はオープニングの紹介です。 劇団☆新感線のオープニングは、ほんとうに秀逸で、時には鳥肌が立ち、 時にはあまりのカッコよさに涙が出そうになります。 映画を観ていても、舞台を観ていても、かっこいい・楽しい・素敵・期待感に満ち溢れた… というオープニングを観ると、泣いてしまうことがあります。 悲しいからではなく、ゾクゾクするほどの高揚感と感動で涙が出てしまうのです。 『朧の森に棲む鬼』でも、初めて観たときには涙で目がかすんでしまいました…。 その素晴らしさを、少しでも皆さんにお伝えすることができるようにと、 再度オープニングを観直したのですが…危ない危ない。また泣くとこでした。 幕が上がると、舞台上には雨が降っています。ほんとうに降っています。 オープニングや予告編で、雨の中を走る人の足が映っていますが、あれは別の場 所で収録したのではなく、本当に舞台上の雨の中を駆け回るシーンの足元なんです。 そこにボロを身にまとったライ(市川染五郎さん)と、エイアンの兵士たち、 キンタ(阿部サダヲさん)が登場し、ひと悶着あります。 このひと悶着の間に、ライとキンタの性格・過去・そして現在の情勢までもがわかり、 それでいて説明臭くないという、脚本の素晴らしさを堪能できます。 続いて、いよいよオボロたち《森の魔物たち》の登場です。 朧の森を怖がりながらも、眠りについたキンタにライが呆れていると、 轟々と水音が聞こえてきます。そして、劇場内には水のにおいが立ち込めはじめ… 舞台中央に滝が現れます。本当に轟々と水が流れている滝です。 ゲキ×シネならではの、迫力ある映像と大音量での水音で、するはずの ない水の匂いがしてきそうな、臨場感が味わえること間違いなし! この滝に関しては、DVDの特典映像で、舞台監督さんが図面を使用しながら 説明をしています。 これが本当に舞台のセット?と驚くほどの図面ですので、DVDも是非ご覧ください! DVDで予習してからゲキ×シネを観てもよし、復習でも十分楽しめますよ! 『朧の森に棲む鬼』も、ほかの作品と同様に、オープニングから心をグっと鷲掴みにします。 ほかの作品ももちろんそうなのですが、これほどまでに驚くオープニングは なかなかありません! 毎回、新感線のオープニングには度肝を抜かれるのですが、 個人的には過去の新感線作品のオープニングの中でも、驚き度はトップかもしれません。 いや、もう言い切っちゃいます! ベスト・オブ・度肝抜きです! 舞台を収録したとは思えない予告編はこちら↓ ●→ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』予告編
by geki-cine
| 2008-07-07 16:34
| 作品の魅力-朧の森に棲む鬼
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