2008年 07月 03日
こんにちは。
上映スタッフのやまやです。 やってきました。3回目。 今回は「オープニング」の魅力を伝えよう、回です。 新感線のオープニングはホントかっこいい! 私は大好きです。 決め台詞、そこに合わせた音楽・照明、そして効果音などが、 ぎゅぎゅーっと凝縮され、それがうまいこと計算(演出)されているのです。 ホント総合芸術ですよ。 新感線のオープニング特集を作ったら絶対楽しい!!と思います!! と鼻息荒くなってきたところで、本題へ。 私がご紹介する「SHIROH」はミュージカルならではの 気持ちよさが満載のオープニングになっています。 なんといっても杏子さんが歌うメインテーマにはしびれますよ。 元バービーボーイズ、そして福耳(山崎まさよしさん、スガシカオさんらとの スペシャルユニット)でもお馴染みの杏子さんですよ。 杏子さん独特のハスキーボイスな歌声には酔いしれました~。 私、恥ずかしながらバービーボーイズを知らず、 初めて杏子さんの歌声を聞いたとき、 誰?何?ちょーかっこいい!!もっと聞きたい!! と、CDショップをはしごして、アルバムをあさりましたから(笑) そのくらい衝撃でした。 いわゆる、ミュージカル女優さんではないですが、なかなかどうして。 その歌声で「SHIROH」の世界観がぐっと広がったように感じました。 そしてミュージシャンならではの、 yeah yeah yeah yeah woow no nononon yeah wow ↑こういう部分。 これが、はまっててかっこいいんだ。 こういうのって、これまでの日本のオリジナルミュージカルでは なかなかなかったと思うんですよね~。 杏子さんのステキな歌声&yeah yeah yeahはこちらでもチェックできます! ●「SHIROH」予告編 あと、あと、(止まらない・・・。) オープニングの終わりには タイトル<SHIROH>が幕に映し出されるんですよ!! ここがまたかっこいいの! ♪あなたこそ天の御子。我らの救い主。我ら救い給え。 ※「約束の地─いんへるの─」作詞:中島かずき/いのうえひでのり と民たちは四郎に救いを求める手を伸ばし・・・、 そんな民たちの手から逃れられず「私は天の御子ではない!」 と頭をかかえこんでしまう四郎。 ※この苦悩する魅力は 前回 お伝えしていますので、ぜひそちらも合わせて見てみて下さい。 そして音楽盛り上がって、暗転・・・。 このどこまでも計算された演出。 かっこいいわー。 しびれます。 実際の舞台では、上方の垂れ幕にタイトルが映し出されていて、 その下、舞台奥で四郎と、その四郎を救い主と崇める民とのやりとりが なされていたのですが、そこをゲキ×シネでは同時に見せています。 これ映像の強みですね。 両方同時に見せて、しかもスローをかけるなど映像効果を出すことで、 そして救世主を求める民の一途さ、そしてそのことで苦悩する四郎の姿、 そんな構造がよりおわかり頂けるのではないかと思います。 もう観るしかないですよ。 役者さんのいろいろな表情を大スクリーンで、 そして「SHIROH」の世界観が感じられる壮大の音楽を大音響で、 ぜひ映画館でお楽しみ下さい。 新宿バルト9では、現在上映中。明日11日(金)まで!! 梅田ブルク7では、今週末12日(土)~18日(金)ですよー。 ではでは、また~。
by geki-cine
| 2008-07-03 17:14
| 作品の魅力-SHIROH
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