2011年 07月 26日
7/15(金)、東京・新宿バルト9で
劇団☆新感線の劇団員、橋本じゅんさん&高田聖子さん&粟根まことさん による、トークショーが開催されました! 本日はその様子をレポートいたします! ご挨拶&トークコーナー 粟根: どうもみなさん、こんばんは。 ゲキ×シネ『薔薇とサムライ』大ヒットを感謝いたしまして、 本日は劇団☆新感線の劇団員三人が地味に登場しました。 (会場笑) わたくし、ガファス将軍を演じておりました、粟根まことです。 橋本: バルバネグロを演じました、橋本じゅんです。 今日はありがとうございます。 高田: マローネを演じました、高田聖子です。 よろしくお願いします。 粟根: 本日はこの3人で司会進行いたします。 よろしくお願いいたします。 橋本: 3人でって、僕たちも司会進行するんですか!?あなたがですよね(笑)? 粟根: 間違えた・・・。私が司会進行いたします。 さて、3時間に及ぶ上映が終わった直後でしたが、楽しんでいただけましたか? (場内拍手) そして、本日は、USTREAMで全国に配信中ですよ~! 粟根: この公演は1年以上前の話ですが、思い出して頂きつつ、 印象的な出来事とかありましたか? 橋本: 山本太郎から、(ドレスの)衣裳合わせのときに 「じゅんさんおいしいなーっ!!」て言われたんですけど、 僕的にはドレス姿も演技も記憶にないといってもいいですね。 一切分析してないです。 粟根: わたしのオセロ状態ですか!? (会場爆笑・拍手) 橋本: そう!僕のバルバも、粟根さんの三宮(※港町純情オセロ)も出落ちなんですよ。 ドレスやかぶり物の力だったりで、本人としては一切カタルシスがない。 まー皆さんに喜んでいただければそれでええですわという印象でした(笑)。 粟根: 高田さんはどうでした? 高田: 私は楽しかったですよ。女子ですし。 ああいう中世のドレスを着たことはなかったので、私は嬉しかったです。 橋本: 女子とは思えへんこともさせられてましたけどね! 高田: あはは!アレがあったからより楽しめましたね。 アレってお尻に人参が刺さっていたり、ね。 実は、結構不評だったみたいですよね。下品だって。 会場: そんなことな~い!! 高田: ああーよかった! アレあってのマローネだって思って、頑張らせていただきました(笑)。 粟根: 共演者の方はいかがでした? 橋本: 天海姐さんがこれでもか!っていうくらい七変化をやられてましたね。 高田: キレイでしたね~。 天海さん、楽屋ではあっぱっぱみたいなすぐ脱げるようなものを着てはったんですが、 それすらキレイでした! 橋本: オレなんでか、それ写メール持ってる! カメラ目線でピースしている写真! 粟根: くれぐれも流出には気をつけてくださいね! 他の共演者の方は? 高田: 私は大好きな藤木先生とずっとご一緒できたのが幸せの限りでした。 藤木先生は、本番はボーナスなんだっておっしゃるんですよ! お稽古とか色んな事やって、一番楽しい思いをさせてもらえるのは本番だから、 毎日本当に楽しい、こんなにステキなことはない!って! 橋本: 毎日感謝です!って、おっしゃっていたのが印象に残ってますね。 粟根: あれで70歳ですからね。 信じられないですよね? 質問コーナー 東京都にお住まいの<シャルル様大好き>さんから、橋本じゅんさんに質問です。 橋本: シャルル大好きさんが?好きでもなんでもない僕に(笑)? (会場爆笑) カラフルなドレスをたくさん着ていましたが、どの衣裳が好きでしたか? 橋本: ありません!!(断言) 衣裳さんはほんまによう作ってくれはって、感謝しているんですけど。 すいませんが、好きなドレスはありません!! 公演中に言われたんですよ。 「橋本じゅんのドレス姿は下ネタだ」って。 粟根・高田: (爆笑) 橋本: ひどいな~!と思ったけど、分かるなとも思いました。 粟根: でも、かつらとリボンをつけたたまま帽子をかぶる練習はちゃんとしていましたよね? 橋本: それは、かつらごと脱げたらあかんからね。 結構きつくなっていたんで練習はしましたけどね。 粟根さんは白いタイツがまぶしかったじゃないですか? 粟根: 僕と右近くんと藤木さんの貴族チームは白タイツをはいていたんですが、 タイツってしわが寄りやすいんですよ! なんとか見栄え良く伸ばそうと思って、ソデできゅっきゅって直していたんです。 練馬区にお住まいの<かじゅりな>さんから、高田さんに質問です。 バルバが宝箱から出る日替わりネタで「昔は一緒に風呂に入っとったやんかー!」 っていう言葉に聖子さんは吹きだしていましたが本当に入ってたんですか? 高田: あそこは、日替わりで何かを言われる毎日ドキドキのシーンだったんですよ。 お風呂はそんな記憶はないけど、そんなことあったかなー?って思って・・・ 橋本: 聖子ちゃんは利発な方で、さっと言ったらすぐにさっと返す人なんですけど、 あの時ばかりは舞台の上で「ええええー!?」って驚愕して(笑)、 すぐに返さないから、さらに「3日間だけつきおうていたやないか!!」って言ったら、 「え?へえ?そうだったっけ???」って(笑) 粟根: アンケートでもずいぶん波紋を呼びましたからね。 ここでちゃんと訂正した方がよいのじゃないですか? 橋本: それは、しません! (会場爆笑) 二人のことだから、ほっといてください。 高田: 私もどうだったかな~?って思って。 粟根: あなたが一番に否定してくださいよ! 橋本: まーあれは、 一緒に入ったうちには入らへん!というレベルです。 粟根: (笑)さらにややこしくなるやん!! 橋本: まーホントにないんですけどね(笑) 学生時代は、合宿生活みたいに四六時中一緒にいたから似たようなもんですね。 横浜にお住まいの<ののちゃ>さんより、粟根さんに質問。 ぶん殴られてスローで吹っ飛ぶアクションが素晴らしかったですが、 どのような気分でしたか?特別な練習はしましたか? 粟根: 特別な練習はありません。 アクションメンバーの黒子役の人達が研究をしてくれていましたが、僕は何もしてません。 なんの苦労もしていませんが、そしたら笑いがとれてね。 ゲキ×シネの試写で見たら、見事に飛んでいましたね。 アクションの方に感謝しています。 橋本: 東京公演で何回か笑いが薄いときがあって、 その時楽屋で粟根さんと二人だけになったら 「今日笑いがおこらなかったんだけど、いつもと何が違ってたの?」って(笑)。 粟根さんも身を任せているにもかかわらず、しっかり役を作っていたんですねって思った。 高田: 大ネタですからね。 私も後ろで見守りながら、 黒子だから顔は見えないんだけど、必至になっている形相が伺えるんですよね!? 橋本: そうそう、背中でね。 一人持ち損なって「アホ」って言ってフォローしているとかね。 高田: そうそう!おじぎするときに、本気でお辞儀してはるとか(笑) お三方への質問。 巣鴨にお住まいの<タマネギ>さん、 大阪府堺市にお住まいの<はるすけ>さんより どうしてそんなにキャラが濃いんですか? (会場爆笑) 橋本: ぶふっ 粟根: 吹いた(笑)!数ある質問の中で、複数頂いたのがこの質問です。 じゅんさんどうなんですか? 橋本: 濃いないんですよ。 濃くないから、なんか飾り付けをさせられるんですよ。 オセロの時もみんなすっぴんなのに、僕だけ黒~く塗られて、 いのうえさんは、僕に対しては埋まらんという気持ちがあるんじゃないんですかね? 粟根: 違うと思いますよ! 橋本: 聖子ちゃんは、自分の顔が濃いからじゃないかと思ってるんだよね? 高田: はい。私は顔が濃いからかな~って。 ゲキ×シネみてびっくりしたんですけど、一生懸命「わーっ!」て言ってたら、 妖怪人間みたいに白目むいててビックリしました! 粟根: ゲキ×シネ見て自分がこうだったってビックリすることありますよね。 橋本: 何倍か倍増して伝わっているんじゃないですかね? 粟根さんは、ゲキ×シネ見て自分の濃さに関してどうでした? 粟根: 僕は濃くないでしょ。 高田: でも濃くない人ってだれ?ってことになりますよね! 皆さんは私たちのことを実在の人間として濃いと思っていらっしゃるのか、 キャラクターが濃いと思っているのか、どうなんだろうと思って。 橋本: キャラクターは書いてあることをやっているだけですからね。 言うたらMですよね。やれ!言われたことをやっているんですから。 そして、埋まってない気がしたらもっとやらなきゃならんとちゃうやろか?って。 だんだん濃くなる。そして原型がなくなる・・・ 粟根: じゅんさんはよく原型がなくなりますよね。 稽古ではそんなことしてなかったのに!って。 橋本: はい、あー、すみません。 粟根: どうしました?急に反省しましたか(笑)? 橋本: はい、もうヤメとこ、そろそろと思うて。 会場: えーーーー! 粟根: ほら、えー!って。どんどん重ねたほうがいいんじゃないですか? 橋本: (笑)いや、秘伝のスープもね、重ね足し何十年ってありますけど でもやっぱり胃がつかれてきたら、もうくどいわ!ってことになるでしょ? よー見失うんで、見失わないようにしたいと思います。 粟根: 高田さんは見失ったことありますか? 高田: 見失うも何も、なかなかつかめんままやっとるから~ わかりません・・・。 橋本: うちは、演出家の指示がきっちり、お前はこう!って決まっているからね。 新感線ばっかり見ているお客さんは、僕らのこと濃いって思うんでしょうけどね。 粟根: じゃあ、新感線以外に出ているときは、濃くないという自負があるんですね!? 橋本: 自負がありますね。 粟根: そうでもないよ。 じゅんさん結構濃いよ、どこでも! 橋本: どこでもですか(笑)?あかんなー。がんばります。 粟根: そういえば、聖子さんは自分のキャラを作るときにきっちり作り込むと、 エスパーダから聞いてきたんですけど。 エスパーダとマローネはできていたんですか? 高田: そうそう! エスパーダとできている!というMY設定があったんです(笑) 粟根: エスパーダに抱きついてますよね? 橋本: あれどんどん進化していきましたよね? 高田: なんか楽しくなってきて(笑) 粟根: MY設定が一人歩きを始めましたよね? 橋本: そのうち「エスパーダー(色気たっぷりに)」って 高田: そう! また、エスパーダがいやらしい顔するんですよね~、これが(笑) 「あちらに船が~。(色男っぽく)」って、 「船でなにするんだーっ!」ていう言い方をするから(笑)。 どんどん面白くなってきて、勝手にちょっとずつ付け加えてましたね。 橋本: 粟根さんは増えないんですか? 粟根: 僕は増やしてませんよ。 ただ、妻役のエリザベッタと目配せするシーンが増えましたね。 高田: そうそう! もっぱら私たちの間ではエリザベッタとガファスがものすごくお似合いだから、 そのまま結婚したらいいのに!っていう勝手な見解に至っていたんです。森奈さんと。 橋本: (笑)確かに似合ってましたね。 高田: ねー!だから一緒にならはったらええのに!って・・・ 粟根: それでは~ 次のプレゼントコーナーに移りたいと思います! (※粟根さんは、このまま次のコーナーの説明をしております。 その間ずーっとちゃちゃを入れ続ける二人) 高田: 無視!無視ですね。 橋本: 苦手なんですよ、こういう話。 愛はいらん。物が欲しいって人ですからね。 それも電気関係。 高田: あはははは! 橋本: そう言う人ほどさみしいです。 物欲が多い人ほど愛情に飢えているのに、 そういうことを全く認めようとしない・・・。 高田: 僕はもういいんだ、そういうことは!ってね。 橋本: 僕らはいつも誰かおれへんかなって、それぞれ言うてる・・・ 粟根: うるさいなー!(突っ込み) しゃべってるから!! (会場爆笑) 橋本・高田: すみませんでした~(笑)。 粟根: ゲキ×シネのパンフレットはご覧になりました? 公演パンフと違ってゲキ×シネパンフは、公演後に上演されたものに対するインタビューがありますからね、「あの時はこうだったね!」って、具体的な話ができるっていうのがいいですね。 高田: 思い出のしおりみたいで楽しいんですよね(笑) 橋本: 本棚に入りません!とか、 どうやって持って帰ってイイか分かりません!っていう文句も出ないし(笑) 高田: かばんにもサッと入るしね。 橋本: 本棚にもシャッとね(笑)。でも中身充実!! 高田: そうなんですよね~! 楽しそうです!このページ! 橋本: 天海姐さんの七変化が! 高田: 姐さん七変化! アップでもキレイでしたね! 橋本: ほんとに死角がないですな! 高田: わたし、同じ年なんですよ。 なんかシュンってしちゃう。 橋本: そんなことない!! シュンとせえへん!キレイやで!聖子ちゃん! 高田: ホンマですか!? いまでもお風呂にはいってもらえるんですか!? 橋本: (しーっ!) 粟根: またやめてやめて!話ややこしくなるから!! (会場爆笑) 続き、レポート②へ
by geki-cine
| 2011-07-26 00:20
| レポート
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ゲキ×シネをDVDで!
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
タグ
レパートリー上映(151)
薔薇とサムライ(137) 髑髏城の七人(114) 蒼の乱(107) 五右衛門ロック(103) 蛮幽鬼(100) ジパング・パンク(89) 蜉蝣峠(70) シレンとラギ(67) 阿修羅城の瞳2003(53) 魅力を徹底紹介!(51) ツアー2008(38) 髑髏城の七人 花鳥風月極(35) 薔薇とサムライ2(34) ゲキ×シネTIME(33) 狐晴明九尾狩(31) ゲキ×シネ☆東劇セレクション(28) 神州無頼街(27) 乱鶯(17) パネル展 in 五右衛門ロック(17) 受賞歴・映画祭(17) 劇場展開 in 蜉蝣峠(16) 天號星(12) けむりの軍団(12) 劇場展開(12) 偽義経冥界歌(10) パネル展 in ツアー2008(10) ゲキ×シネ20th記念プロジェクト(9) 新感線動画まつり(8) 朧の森に棲む鬼(6) ゲキ×シネ公式サイト
外部リンク
検索
記事ランキング
Copyright (c)2009 Village Inc.
|
ファン申請 |
||